正力松太郎と影武者たちの一世紀
出張中の本屋で何気なく佐野 眞一氏の私の体験的ノンフィクション術 (集英社新書) を買い、なんと膨大な資料収集そして取材をやる人なんだと感心してしまった。ノンフィクションってこうやって書くものかと。
で、読んだのが、「巨怪伝─正力松太郎と影武者たちの一世紀」。これは文句なしに面白かった。正力松太郎という名は、読売新聞そして巨人軍のオーナーとして知っていた。しかし、この人が警視庁の幹部であり、国会議員であり、大臣であり、そしてテロで瀕死の重傷を負ったことがあり、A級戦犯でもあったことなど、初めて知ることが多く、さらに、部下に対してさえもすさまじいライバル心、嫉妬。これはすごい。こういうエネルギーが人を動かすのだ。
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