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被告人だからといって悪人とは限らない

著者の佐藤優氏がソ連勤務時代に体験したソ連崩壊の記録。自壊する帝国 を読みました。

佐藤優氏は、失礼ながら悪党面してるし、登場したのが自民党の悪い面を漂わせる鈴木宗男氏とのセットだったので、今にしては申し訳ないが私は、政治家の腰ぎんちゃく、悪よのう、と漠然と思っていた。

その後、たまたま書店で、インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)  を手に取った。佐藤氏ではなく、ワシントンからの報告でしばしばNHKニュース番組に登場していた手嶋龍一氏の本だということで。

そしたら、佐藤優氏が登場。何だ、全然違うじゃないか。それで国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1) を読み。今、自壊する帝国です。鈴木宗男さんは人がいいんでしょうね。悪く書かれても「悪名は無名にまさる」なんて気取っているようでは。敵の思う壺だったんでしょう。

私の読書傾向としては、外交というテーマより、日常を少し癒してくれる歴史小説とかミステリーの方がいいのだが、このところ佐藤さんの本を読んでいるのは、一生懸命仕事をしていた人が、検察の思いつきでひどい目に会い、ところがどっこい潰されることなく頑張っている。彼の強さだと思う。

強いといえば、酒に強い。こんなに強い人がいるとは信じられないくらい。確かに聞き出し役が先に潰れていては話にならないが。いつまでも若くないのだら気をつけてほしい。

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