« 2008年10月 | トップページ | 2009年5月 »

2008年11月

知らなかった大正天皇

戦後生まれの私は、大正時代という時代があったことは知っているが、ご病弱であったということくらいしか大正天皇を知らなかった。

この本によると、饒舌で、好奇心旺盛。また、全国くまなく行啓され、各地の事情をご下問する。私の大正天皇イメージが大きくかわりました。

大正天皇 (朝日選書) Book 大正天皇 (朝日選書)

著者:原 武史
販売元:朝日新聞社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

そろそろ老人になる人に 本

自分が老年に近くなってきたせいか、老人が書いた老人の本に興味がわく。

で、吉本隆明氏の老いの超え方 。哲学者だけあって理屈が多いが大いに参考になった。

そして、石原慎太郎氏の老いてこそ人生 (幻冬舎文庫) 。個人的にはこっちの方が親しめた。

都知事は前に、ババァと発言したとして、たしか裁判までおこされていた。このように発言が刺激的なので、嫌いな人も多いようだし、私もそんな言い方はどうかなと思うこともしばしばある。が、家族愛友人愛に富んだ、老いてこそや弟 (幻冬舎文庫) などを読むと、記者に発言している様子と違う、別の人のような暖かさを感じる。お薦めしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

江戸城・大奥の秘密

ドラマ篤姫をもっと楽しもうと思って読みました。

大奥を、当時の資料を中心に解説しています。題名からスキャンダルを取り扱うかと思いきや、内容は地味です。小説と違い、参考書という感じ。大奥ってこうなんだとしみじみ思った本でした。

江戸城・大奥の秘密 (文春新書 576) Book 江戸城・大奥の秘密 (文春新書 576)

著者:安藤 優一郎
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東野圭吾さん。エッセイから

「容疑者Xの献身」が本屋で多く並べられているので、そのうち読もうとは思っていた。ここへきて、「流星の絆」がドラマ化。主演が嵐の二宮なので、親戚の娘が大騒ぎ。嫌いだったはずのハヤシライスまで買ってきてる。若い子が騒ぐと遠ざかるのが年寄りである私。

で、若い人とはひと味違った切り口から入ろうと、エッセイを2冊買ってきた。

ちゃれんじ?さいえんす? (角川文庫)

写真をみたが普通のおじさん。外見は嵐のメンバーよりは私の方に限りなく近い。違うところは、もちろん才能、そして行動力。それだけ違えば十分だが。

ほとんどのおっさんはスキーから離れられないのに、スノーボードにチャレンジするのはたいしたもんだ。それに、のめり込みかたがすごい。

私も、次は東野さんの小説にちゃれんじ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

正力松太郎と影武者たちの一世紀

出張中の本屋で何気なく佐野 眞一氏の私の体験的ノンフィクション術 (集英社新書) を買い、なんと膨大な資料収集そして取材をやる人なんだと感心してしまった。ノンフィクションってこうやって書くものかと。

で、読んだのが、「巨怪伝─正力松太郎と影武者たちの一世紀」。これは文句なしに面白かった。正力松太郎という名は、読売新聞そして巨人軍のオーナーとして知っていた。しかし、この人が警視庁の幹部であり、国会議員であり、大臣であり、そしてテロで瀕死の重傷を負ったことがあり、A級戦犯でもあったことなど、初めて知ることが多く、さらに、部下に対してさえもすさまじいライバル心、嫉妬。これはすごい。こういうエネルギーが人を動かすのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

光緒帝の頭髪から高濃度のヒ素

清朝末期の光緒帝の頭髪から高濃度のヒ素検出され、暗殺説が有力になったとのこと。暗殺者は依然として謎。

清朝末期を舞台とする、浅田次郎氏の歴史小説「蒼穹の昴(4) (講談社文庫) 」を思い出しました。光緒帝が登場するところを再読してみよう。歴史小説は、こうした発見を知らされるとさらに味わいが深くなる。一粒で二度おいしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

被告人だからといって悪人とは限らない

著者の佐藤優氏がソ連勤務時代に体験したソ連崩壊の記録。自壊する帝国 を読みました。

佐藤優氏は、失礼ながら悪党面してるし、登場したのが自民党の悪い面を漂わせる鈴木宗男氏とのセットだったので、今にしては申し訳ないが私は、政治家の腰ぎんちゃく、悪よのう、と漠然と思っていた。

その後、たまたま書店で、インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)  を手に取った。佐藤氏ではなく、ワシントンからの報告でしばしばNHKニュース番組に登場していた手嶋龍一氏の本だということで。

そしたら、佐藤優氏が登場。何だ、全然違うじゃないか。それで国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1) を読み。今、自壊する帝国です。鈴木宗男さんは人がいいんでしょうね。悪く書かれても「悪名は無名にまさる」なんて気取っているようでは。敵の思う壺だったんでしょう。

私の読書傾向としては、外交というテーマより、日常を少し癒してくれる歴史小説とかミステリーの方がいいのだが、このところ佐藤さんの本を読んでいるのは、一生懸命仕事をしていた人が、検察の思いつきでひどい目に会い、ところがどっこい潰されることなく頑張っている。彼の強さだと思う。

強いといえば、酒に強い。こんなに強い人がいるとは信じられないくらい。確かに聞き出し役が先に潰れていては話にならないが。いつまでも若くないのだら気をつけてほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

江戸っ子の定義

宵越しの金はもたないとか、べらんめい調やチャキチャキの江戸っ子という江戸っ子のイメージが一新される本である。

いろんな人が行きかう都会では、トラブルの発生を未然に防ぐために、相手を思いやる気持ち、それを行動に移す機敏さが大切だ。そうした気配りが身につき自然に行いにでる人を江戸っ子という。

商人道「江戸しぐさ」の知恵袋 (講談社プラスアルファ新書) Book 商人道「江戸しぐさ」の知恵袋 (講談社プラスアルファ新書)

著者:越川 礼子
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2009年5月 »