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2008年10月

人形劇三国志を思い出して

実は私は三国志演義を本で読んだことはありません。私の三国志は、NHKで放送された「人形劇 三国志」です。子供と一緒に熱を入れてみたものです。

あの番組で刷り込まれたのは、劉備・孔明が善、曹操が悪という図式でした。「「三国志」の迷宮―儒教への反抗有徳の仮面 (文春新書 (046)) を読んで少しバランスが戻ったようです。

孔明の天才は変らぬとしても、やることなすことうまく行かず悩む劉備は、実はしたたかな偽善者。孫権は内政にアキレス腱をもつ不運な王。徹底した合理主義者であり大教養人の曹操。

次は三国志演義 全7巻セット を読みたい。

正史 三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫) もあるんですね。

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久しぶりホリエモン

久しぶりに堀江貴文氏がニュースになった。闇カジノに行ったと週刊誌に書かれ、行っていないと訴えている。彼は原告である。しかし、ニュースの扱いは、彼が被告であるかのようだ。まだ、バッシングは続いている。

弁護を一つ。彼は「人の心はお金で買えるのです」と言ったと叩かれた。正確に言えば、「誤解を恐れずに言えば、人の心はお金で買えるのです」なのだ。稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方 参照。なぜ「誤解を恐れずに言えば」の部分がはずれて伝えられたか。この違いは大きい。彼は挑戦的な表現で経済の仕組みを語ったにすぎない。

いつまで叩けば気がすむのか、一度転べばお仕舞いというのはフェアじゃない。再チャレンジもありでどうか。

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生姜紅茶について

ガンの手術を終えて1年ほどの友人と会いました。毎日たくさんの薬を飲み続けているという話になり、副作用のことを念頭に、強い薬は体調に影響あると聞きますがと聞いたら、即座に、「命がかかっていれば何でも飲みますよ、副作用なんかかまっていられない。」と笑っておられた。

治そうという強い意思で病気に立ち向かっていることに頭が下がる。

ふと、生姜紅茶はまずいなどと、ある健康法を一日でやめてしまった自分を恥じ、家に帰ってダンボールから探し出してきたのが次の本。生姜紅茶を再開した。

「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 Book 「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法

著者:石原 結實
販売元:三笠書房
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マルティン・ベックもおもしろい

フロスト警部はおもしろいがこれもよい。私が若い頃、初めて読んだ警察小説です。これがきっかけで、ミステリーといえば探偵ものより警察ものという、私の読書傾向が定まりました。

1970年前後の北欧の社会情勢を背景に、ストックホルム警視庁殺人課のマルティン・ベックが活躍する全10巻シリーズ。

私が好きだったのは、記憶力抜群のメランデル。エネルギッシュなラーソンも面白い。なにせ、部下が優秀かつ個性的。

マルティンは、刑事としては優秀だが、家庭の悩みを抱える野暮ったい中年。ギャグがあればフロスト的なんだが。

第一巻ロゼアンナからじっくりどうぞ。

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フロスト警部シリーズ

いつも下品な冗談をとばしながら、仕事中毒のように働き続ける。上司を上司とも思わぬ言動があるが、部下には優しい。捜査は手際が良いとは言えないが、なんとか解決していく。

イギリスのある地方都市の警察署に勤務するフロスト警部が主人公。

フロスト警部には文句なしで笑えるが、私はフロストのような部下にもった署長のマレット氏に同情し、自分に重ね合わせて楽しんでいる。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫) 、フロスト日和、夜のフロスト、フロスト気質、の4作が刊行されている。どれから読んでも可。

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ) Book フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)

著者:R.D.ウィングフィールド
販売元:東京創元社
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ダ・ヴィンチ・コードを読んで

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫) という長編ミステリーがベストセラーになったことがあった。ミーハーなもので、上位に入った本は手にとってしまう。ただ、例外があって、宗教家の書いたものは別。内容がどうこうというのではなく、そういった本が上位に入っているのは何か組織票のようなものではないかと思っているからで、純粋に世間で話題になっている本とは違うような気がしているからだ。

ところが、ダ・ヴィンチ・コードを読んでびっくりした。これは宗教本ではないかと疑ってしまった。イエスは只の人間であり教会関係者の投票によって僅差で神になった。イエスは結婚しておりその子孫が今もいる。などということが平気で書いてある。しかも、この本に書かれていることは事実だと、混乱させるように書いている。フィクションとはいえ、こんなことを書いてよいものだろうか、これはバチカンに禁書と指定されてしまうのではないだろうかと考えたりした。

結果的にはそういう事態にはならなかた。キリスト教の世界もずいぶん懐が深いのだなと思ったりしたものだ。

ただ、我慢ができなかった人も多かったようで、反論本がいくつか出た。どのような反論をするか気になっていたので、そのうちの一つ『ダ・ヴィンチ・コード』はなぜ問題なのか? を読んだ。両方合わせてはからずもキリスト教の勉強をしてしまった。

さらに、イエスの妻と名指しされたマグダラのマリアが頭にあったので、書店でマグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 (中公新書) を見かけてこれもつい手にとってしまった。恥かしいことだが、ダ・ヴィンチ・コードを読むまでマグダラのマリアがどんな人かしらなかったのだ。

歴史ミステリーを買ってその謎解きや展開のおもしろさ以上に、その歴史解釈の面白さから、関連本に発展してしまうことがままあるが、ダ・ヴィンチ・コードもそういう本だった。

ダ・ヴィンチ・コード〈上〉 Book ダ・ヴィンチ・コード〈上〉

著者:ダン・ブラウン,越前 敏弥
販売元:角川書店
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「ねぶた」と「ねぷた」

青森のねぶた祭りは、青森のは「ねぶた」といい、弘前のは「ねぷた」というらしい。この「ぶ」と「ぷ」の違いにこだわりを持つ人も多いらしい。

日本ではその区別はあいまいで、1960年ころまでは、P音とB音はしばしば混同され、プラットホームをブラットホームと言ったり、デパートをデバートと言っていたと、言葉の常備薬 (双葉文庫 く 6-12) にあった。

そうすると、ねぶたとねぷたの違いも、こだわるほどの問題ではないのかもしれない。

この本に、中国黒龍江省のハルビン市についても、日本人はハルピンと読んでいたとある。

北京オリンピックのとき北京の英語表示は Beijing だと知った。ホントはベキンかな?

言葉の常備薬 (双葉文庫 く 6-12) Book 言葉の常備薬 (双葉文庫 く 6-12)

著者:呉 智英
販売元:双葉社
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スポ根なんていらない?

爆笑問題のお二人が教授を訪問するシリーズ。

一流のスポーツ選手は挑戦することが楽しい。
二流のスポーツ選手は勝つことが楽しい。
三流のスポーツ選手は監督の目を盗んでサボることが楽しい。

だそうです。
私はスポーツ選手じゃないが、無理に当てはめれば二流かな。
もっとも、めったに勝利することはない。そもそもスポーツ選手と違って勝つか負けるかという明確な場面が少ない。ちょっとうまくいき、ちょっとしくじっての繰り返し。こんな生活だから、いきなり勝負の世界に投げ込まれたら生きていけないと思う。

この本ではリラックスするイメージトレーニングと闘争心をわきたてるイメージトレーニングを紹介しているが、私は前半だけでいいかも。

爆笑問題のニッポンの教養 スポ根なんていらない? スポーツ心理学 (爆笑問題のニッポンの教養 28) Book 爆笑問題のニッポンの教養 スポ根なんていらない? スポーツ心理学 (爆笑問題のニッポンの教養 28)

著者:太田 光,高妻 容一,田中 裕二
販売元:講談社
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ドラマ篤姫そして久光の挙兵上洛

薩摩の島津久光が幕府の許可なく兵を率いて上洛しようとしたとき、ドラマ篤姫では、西郷隆盛が久光に対して上洛は無理だと言って不興をかっていました。あれは史実らしい。

結果的に久光の上洛は成功したのだから。あの時点では久光が西郷の先を行っていた。その後の流れも含め、個人的には、もっと久光が評価されるべきだと思う。

久光の上洛は幕府に対して強烈なパンチだった。なにせ、大名は幕府の許可なくては一歩も動けないのが御定法。許可なく兵を率いたのだから、謀反として討伐されてもしかたない。もし、幕府に力があったら即刻たたきつぶしていた。

参勤交代の本。

参勤交代 (講談社現代新書) Book 参勤交代 (講談社現代新書)

著者:山本 博文
販売元:講談社
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大名が幕府に対してどれほど気を遣っているか、涙ぐましいものがある。

また、情報が全国にいきわたる効果もすごい。秋田の佐竹藩の行列は1,300人。これだけの秋田人が隔年で江戸に入り、見物し、土産を買い、国許に帰って江戸の様子を語る。インターネットほどのスピードはないが、充分に日本中に情報が行きかっていたと想像できる。

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ドラマ篤姫そして大久保利通

NHKの大河ドラマ「篤姫」

私も時々観ている。

いつもの幕末物は、主人公たちが口から泡を飛ばして議論し、憤り、泣く。これが苦手。今回のドラマにもそういう人物も描かれているが、宮崎あおいがいいのでみている。いい歳をしてみっともないと言われるかもしれないが、彼女は顔がなんともいい。明るいという表現だけでは表せないが、みていてストレスを感じない。

さて、ドラマは当然のごとく創作であり、それはおかしいなどと指摘するのは誠に無粋であるが、晩酌の肴にあれこれと心中で反発しながらみるのは自由であろう。

気になる登場人物は小松帯刀。本当のところ、あんなに頼りなく、うじうじして、妻に叱咤されたりしていたのだろうか。あの体たらくを放映されては御子孫も納得いかないのでは。何といっても大薩摩の家老である。しかも激動期の幕末である。あまたいる門閥の中で島津久光の覚えめでたく藩士の信頼厚く、藩政を引っぱった男である。と思っていたが、あの帯刀はなんだ。そりゃ、鉄のごとき男でも悩むこともあれば愚痴をこぼすこともあるだろう。しかし、あの軟弱な様子は・・・・。いや、誰かの日記なり証言なりがあったのかもしれない。実在の人物である。まったくの想像でコケにすることはあるまい。

誰かの日記なり証言がと、書いて頭にうかんだのが大久保利通。大久保利通には同時代に生きた人の証言集が出ている。それによると、大久保は冷静、寡黙、丁寧、親切、果断、勇気・・・・。同時代に生きた人たちが口を揃えて、見方が一致している。もちろん賞賛を込めて。

篤姫の大久保利通は、あの証言集で私が読んだ大久保利通とはずい分違う。帯刀ほどではないがずい分軽く描がかれている。全部見ていないので自信はないが、井伊直弼、勝海舟、徳川慶喜にはずい分肩入れしているように思う。もしかして、NHKは佐幕派?

大久保利通 (講談社学術文庫) Book 大久保利通 (講談社学術文庫)

著者:佐々木 克
販売元:講談社
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つばさよつばさ

たしか、浅田さんはどこかで、人を力づけるのが小説の役割だという意味のことを書いていた。

ちょっとだらけそうな時に私はコーヒーを飲むことが多い。それと似たような気分で、書棚から浅田さんのエッセイを取り出す。

私はギャンブルにのめり込んだことはない。競馬場に行ったことはあるが叫んだことは無い。人に回し蹴りをやったこともないし、首を絞めたこともない。宴会をしきるのは苦手だし、まして浅田さんはシラフでそれをやるとは驚嘆のほかない。

つまり、教養や表現力においては天地の差があるのは当たり前として、性格の面でも浅田さんと私とはものすごく違うらしいのだが、なぜかうなづいたり笑ったりできる。世の中は恋も希望もあるんだよと、心を回復させてくれる。そんなエッセイだ。

つばさよつばさ Book つばさよつばさ

著者:浅田 次郎
販売元:小学館
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高血圧の常識はウソばかり

近年、血圧が高目なのでこの本に手が出ました。

ルーズベルト大統領は、大統領になるまでは正常血圧だったが、その後上がり始め、ノルマンディ上陸作戦の成功で少し下がり、また上がって、大統領に再選されてまた少し下がる。その後、スターリンやチャーチルとのヤルタ会談がたたって、直後に脳出血で死亡。

大統領の重責とは比べるべくもないけれど、問題を抱え込めば上がり、気分がよければ下がるのは私も同じようだ。

この本。常識はウソばかり、と刺激的なタイトルですが、内容の方は、きちんと測る、塩分を控える、運動する、などを説いており、放っとけということではさらさらありません。

高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086)) (朝日新書 (086)) Book 高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086)) (朝日新書 (086))

著者:桑島 巌
販売元:朝日新聞社
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問題は、躁なんです

春日 武彦 東京未来大学教授

身の回りにいる、根拠無く元気な人、異様に明るい人に対して、仕事の上では付き合い方に注意しなければと、なんとなく警戒してはいたのですが、なるほど、こういうことだったのかと。

問題は、躁なんです   正常と異常のあいだ (光文社新書) Book 問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ (光文社新書)

著者:春日 武彦
販売元:光文社
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フリーペーパーの衝撃

稲垣太郎 朝日新聞

ニュースはほとんどインターネットで用が足りるようになり、もう少しすると新聞は存続が危なくなってしまうのでは。近所や親戚で新聞をとらない家がちらほら。私もケータイ費用の足しに新聞やめようかと本気で思っている。少なくとも近く減らす。

フリーペーパーは健闘しているというが、フリーペーパーが残るのであれば新聞も残るのだろうか。

インターネット、テレビ、新聞、フリーペーパー、いずれも利益の源泉は広告料だ。広告の奪い合いになると、発行部数(閲覧数)を落としたところが負ける。もちろんコストの要素も多きい。そうするとインターネット有利と思うが、要はコンテンツしだいか。

フリーペーパーの現状を解説

フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B) Book フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B)

著者:稲垣 太郎
販売元:集英社
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江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた

時代劇はおもしろくおかしく作っているものだろう、うそも混じっているに違いない。と思ってはいるが、では、本当の江戸時代はどうなんだとなるとわからないものだ。知らず知らずのうちに水戸黄門が刷り込まれてしまっている。

この本を読むと、テレビをみながらうんちくを言いそうになるが、うざがられるのでご用心。

江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた サムライと庶民365日の真実 (講談社+α新書 381-1C) Book 江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた サムライと庶民365日の真実 (講談社+α新書 381-1C)

著者:古川 愛哲
販売元:講談社
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DNAから見た日本人

斎藤成也 国立遺伝学研究所教授他

中国や韓国には日本人とそっくりの人が多い。いや私達が彼等にそっくりだというべきか。さらに、タイにもチベットにもモンゴルにもアメリカ大陸にも、そっくりの人がたくさんいるという。なぜ似ているのか、それは遠い先祖でつながっているからだ。

そもそも、人類の子孫は15万年前のアフリカの一人の女性にいきつくのだと。それはミトコンドリアのDNAを解析することでわかったのだそうだ。

一人から始まった人類は、増加し拡散して人種や民族に分かれてきた。そして未来は、人口の増加や交通の発達などにより混血がすすみ、いずれは人種や民族という差が消滅するらしい。遠い話であるが。

DNAから見た日本人 (ちくま新書) Book DNAから見た日本人 (ちくま新書)

著者:斎藤 成也
販売元:筑摩書房
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脳を活かす仕事術

茂木健一郎

朝起きてベッドサイドのパソコンを起動させそのままブログを書く。私の場合はまねできない。頭が働かないです。茂木先生の本は何冊か読みました。脳を活かす勉強法 も買いました。この手の本はつい買ってしまいます。いや、後悔しているわけではありません。勉強する気分を高めてくれるので助かっています。

脳を活かす仕事術 Book 脳を活かす仕事術

著者:茂木 健一郎
販売元:PHP研究所
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本質を見抜く力

養老孟司 竹村公太郎 神門善久

「メディアはいちばん大切な問題を見ない・・・・・彼らにとってはスポンサーがつくかつかないかということが最優先課題ですから」

「マスコミによって美化される農業」

新聞の教えてやる調にはうんざりしているので共感するところ多。

本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546) Book 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546)

著者:養老 孟司,竹村 公太郎
販売元:PHP研究所
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張形と江戸をんな

田中優子 法政大学教授

「明治以降、女性は性にまるで興味が無いかのようにふるまうことが要求された。」
つまり、江戸時代までの日本はそうではなかったという。その証拠が張形なのだ。

張形と江戸をんな (新書y) Book 張形と江戸をんな (新書y)

著者:田中 優子
販売元:洋泉社
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お腹召しませ

浅田次郎

表題作を含む短編集

舞台は幕末。婿の不祥事で上役から切腹をすすめられ、家に帰ると妻と娘は大賛成。こんな哀れな事態はありえません・・・・。

「小説の書き方」を読んでいるようでした。昔聞いた祖父さんの話を脚色して小説に仕立てる。

とはいうものの、やはり人に勝る想像力と、心を揺さぶる文才が必要ですね。だれもが小説家になれるものではない。

お腹召しませ (中公文庫 あ 59-2) Book お腹召しませ (中公文庫 あ 59-2)

著者:浅田 次郎
販売元:中央公論新社
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アラスカ物語

新田次郎

主人公フランク安田

明治元年宮城県石巻生れの実在の人物。本名、安田恭輔。
アメリカに渡り、アラスカでイヌイットの女性と結婚し定住。食糧難を打開すべく村民を引きつれて内陸部移住と新村建設に成功。太平洋戦争勃発で強制収容所に送られる。昭和33年、90歳で没。

この作品のための新田次郎氏の現地取材旅行が縁になり、娘のハナさんが父の故郷である石巻を訪問したとのこと、尾崎秀樹氏の巻末解説にある。ほっとした気持ちになった。

アラスカ物語 (新潮文庫) Book アラスカ物語 (新潮文庫)

著者:新田 次郎
販売元:新潮社
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暁の旅人

吉村 昭

主人公 松本良順

長崎でオランダ人医師ポンペに学ぶ
幕府奥医師

幕府の西洋医学所頭取を務めていた松本良順が、幕府の瓦解に際し、幕臣の立場を貫いて会津救援に向かった。

会津落城の直前に脱出、米沢などを経て仙台に。榎本武揚に蝦夷行きを誘われるが、土方歳三の助言で江戸に戻ることを決意。

横浜に潜伏したが、逮捕投獄される。維新の混乱がやや収束したところで赦免。洋式病院を開設

かつての敵、山形有朋に請われて新政府に出仕。陸軍軍医総監など、めざましい活躍を続ける。

実力のある人はかつての敵からでも必要とされる。力を発揮するためには力をつけることが先決なのだが、私のような凡人はハァ~とため息をつくばかり。

暁の旅人 (講談社文庫 よ 3-23) Book 暁の旅人 (講談社文庫 よ 3-23)

著者:吉村 昭
販売元:講談社
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